(ここから本文です)
平成21年度 第2回中予地区勉強会
- 日時
- 平成22年3月13日(土) 13:30〜16:30
- 場所
- 老人保健施設 れんげ荘
中予地区勉強会は92名の方にご参加いただきました。 2施設からの事例報告があり、五明苑の事例報告では、排泄委員会の設立初年度であった今年度の活動内容や、 実際に排泄委員会が取り組んだ事例について発表 されました。 排泄委員が中心となり、職員の排泄ケアに対する意識改革への努力や排泄に関して本人やスタッフが困っている問題を手掛かりに問題解決に向けての解決方法を検討している内容でした。 発表を聞いた参加者から「自分の施設でも積極的に排泄ケアに取り組んでいきたい」という意欲的な発言がきかれました。 和光苑の報告では、排泄に関して排尿状態、排泄動作、排泄以外の生活の様子など詳細なアセスメントのもと計画を立案し、 評価を定期的に実施した経過が報告されました。1人1人ケースに注目しながら排泄ケアを行うことにより、 以前に増して入居者との関わりが深くなり、対象者の思いに寄り添いながらケアすることにつながったという報告が印象的でした。 グループワークでは、施設での排泄ケアの現状や課題、課題に対してどのような実践可能な解決策があるかなど活発な意見交換がされ、 勉強会での学びを自施設でも実践していきたいといった前向きな意見も多く聞かれました。
中予地区勉強会スケジュール
開会の挨拶
支部長 青木 香代子
事例報告1
「排泄の自立と意欲ある生活をめざして −排泄委員会1年目を振り返って−」
五明苑 田崎 恵美
事例報告2
「パット内の尿失禁を減らすことを目指して」
和光苑 中矢 亮太
グループワーク → 発表 → まとめ
閉会の挨拶
世話人代表 陶山 啓子