第16回学術講演会(平成30年10月8日)

日時
平成30年10月8日(月・祝) 13:30〜16:30
場所
愛媛大学医学部重信キャンパス 医学部40周年記念講堂(東温市志津川)
参加者
73名

 本年度の学術講演会は、第T部:実践報告、第U部:学術講演会という構成で行い、ご多用中にも関わらず、愛媛県内から73名の皆様にご参加いただきありがとうございました。

 第T部では、対象者に合わせた適切な排泄ケアを行うために職員が一丸となり援助したことが報告され、その援助を通して対象者の笑顔だけではなくその家族からの感謝の言葉に加えて、職員のやりがいや自信につながったという素晴らしい実践報告が行われました。

 第U部:学術講演会では気持ちよい排便に導くための望ましいケアの選択ができるよう、排便ケアのプロフェッショナル育成にご尽力されている、榊原千秋先生をお招きし『0歳から100歳以上までの便育 -自立を促す排便のコンチネンスケア-』というテーマで、ご講演いただきました。 【とことん当事者】を合言葉に、自分らしく主体的に暮らしていくことができるよう当事者の望みをまん中にして、当事者や家族を含む地域の方々と多主体多職種が協働して助け合える仕組みの創造に関する現場での活動について多くの写真を活用し、紹介いただきました。 また、排便のコンチネンスケアの基礎となる排便のメカニズムや排便チェック表のアセスメント方法、アセスメント用紙を活用した下剤の調整に関しても、分かりやすく説明してくださいました。

 終了後のアンケートでは「どうすればトイレがうまくいくかスタッフの根気強さも大切ですが、患者個々の目標を設定し、患者と一緒にゴールが目指せるようにしていきたいです。 排便のアセスメントに強くなれるように勉強します」といった施設での排泄ケア向上に向けた強い意気込みや「急性期の病院で働いていますが、施設から入院される患者様の排泄について最終排尿や排便、下剤についての情報くらいです。 愛媛県内の排泄チェック表が統一され、共有されたら良いケアに繋がると思いました」などの施設の隔たりを超え継続した排泄ケア実践に向けた意識の高まりを感じる感想を多数いただきました。

 これからの愛媛県での排泄ケアをよりよく変えていく、良い学びの場となりました。

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開会の挨拶

えひめ排泄ケア研究会 代表世話人 陶山 啓子

代表世話人 陶山 啓子の写真

【第1部:実践報告】

座長 泌尿器科 あらきクリニック 荒木 映雄

「尿閉のある患者へのトイレ誘導を実施した事例
-回復期病棟でトイレでの排泄援助を繰り返し行った1事例-」

真網代くじらリハビリテーション病院 菊川 智子

菊川 智子さんの写真


「おなかも気分も皆でスッキリ!」

特別養護老人ホーム鶴寿荘 冨田 佳宏

冨田 佳宏さんの写真


「サービス付き高齢者向け住宅入所者の排便コントロールの1症例」

愛ほっとデイサービスきほく 茂木 まり

茂木 まりさんの写真

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【第2部:学術講演会】

座長 愛媛大学大学院 陶山 啓子

「0歳から100歳以上までの便育 自立を促す排便のコンチネンスケア」

コンチネンスケア・イノベーションセンターおまかせうんチッチ

代表 榊原 千秋 先生

榊原 千秋 先生の写真

榊原 千秋 先生のご紹介

  • 愛媛県宇和島市出身
  • 保健師・助産師・看護師・コンチネンスアドバイザー・保健学博士
  • 榊原先生は、長年すべての人が気持ちよく排泄できる社会づくりを目指してコンチネンスケアの普及・教育・実践を行い、排便ケアの質の向上を目指した研究を行うとともに、POOマスター」養成研修会を全国で開催し継続的なケアにつながる排便ケアのプロフェッショナル養成に尽力されています。
  • また、いのちにやさしいまちづくりをテーマに地域でさまざまな活動をされており、患者さん・家族の声からつくる支援のかたちを学生や医療保健福祉職等、多様な立場の方々とつくりあげておられます。
  • コミュニティスペースややのいえ代表
  • 合同会社プラスぽぽぽ代表
  •  ・訪問看護ステーションややのいえ代表
  •  ・コンチネンスケア・イノベーションセンター「おまかせうんチッチ」代表
  • ちひろ助産院院長
  • NPO法人 いのちにやさしいまちづくりぽぽぽねっと代表

閉会の挨拶

えひめ排泄ケア研究会 中予地区世話人代表 窪田 里美

開催要項(PDF)はこちら

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